
表計算でつまずきやすい三つの点
表計算・文書作成コースを担当している森下です。表計算は、慣れると家計簿や名簿づくりがぐっと楽になる便利な道具です。ただ、最初のうちは「思ったとおりに動かない」と感じる場面がいくつかあります。授業でよく質問をいただく三つの点をご紹介します。
1. 数字を入れたのに計算されない
合計を出したいのに、答えが0になったり、数字がそのまま表示されたりすることがあります。多くの場合、原因は「全角の数字」です。日本語の入力のまま「123」と打つと、表計算は数字ではなく文字として扱ってしまいます。
数字を入れるときは、キーボードの左上にある「半角/全角」のキーを押して、半角に切り替えてから入力しましょう。セルの中で数字が右に寄っていれば数字、左に寄っていれば文字として扱われている目印です。
2. 「###」と表示されてしまう
数字を入れたら「###」のような記号が並んでしまった、というご質問もよくいただきます。これは壊れたのではなく、セルの幅が足りなくて数字が入りきらない、という合図です。
列の見出し(A、B、Cと書かれているところ)の境目にマウスを合わせて、ダブルクリックしてみてください。中身に合わせて幅が広がり、数字が表示されます。
3. 行を足したら合計がずれた
表の途中に行を足したのに、合計に入っていない。これも多いつまずきです。合計を出す式が「どこからどこまでを足すか」を覚えているため、範囲の外に行を足すと、その分が計算に入りません。
対策は、合計の行のすぐ上ではなく、表の途中に行を足すことです。範囲の中に足せば、式も自動で広がります。心配なときは、合計のセルをダブルクリックして、色の付いた枠がどこまで届いているかを確かめましょう。
まとめ
- 数字は半角で入力する
- 「###」はセルの幅を広げれば直る
- 行は表の途中に足し、合計の範囲を確かめる
この三つを覚えておくだけで、表計算のつまずきはかなり減ります。表計算・文書作成コースでは、こうしたコツを、実際に使う家計簿や名簿を作りながら身につけます。11月12日(木)開講のクラスは残り3席です。